臨床工学技士による血液透析業務支援。透析効率や栄養、在宅血液透析など透析にかかわる様々なことを発信していきます。訪問看護の立ち上げもご相談ください。

CE Works Project

透析

病院経営者必見!敷地内調剤薬局誘致のご提案

更新日:

診療報酬の制限、各種規制の中で病院経営は厳しい状態が続いていると思います。

地方では病院経営が苦しいことによる撤退、病院のない地域さえも出てきているのが現状です。病院がないということは、住環境の整備を行うことができないため、住人たちは移住し、過疎化が進むという悪のスパイラルとなっています。

そこで、医療経営の一助となる敷地内調剤薬局誘致事業を行なっている知人がおります。大変素晴らしいシステムで、病院経営・患者さんともにメリットを感じられる事業だと思いますので、ここに要点を紹介させていただきます。

長くなりますので先に要点を!

病院内調剤薬局誘致の概要

  • 現在のパワーバランスは薬局>病院となっており、病院経営は非常に厳しい。1対1の薬局誘致は病院側が不利な立場
  • 敷地内調剤薬局は東大病院でも行なっているため、法律上の解釈にも問題がない
  • 院内薬剤部門のアウトソーシング化、医薬品管理の簡略化による人件費その他経営コストダウン
  • 定期賃貸収入による利益アップ
  • 院内調剤薬局の利便性による患者満足度向上

病院経営の実情

4割の病院が赤字経営です。驚くべき数字です。

病院の不敗神話などなく、年々倒産件数も増加しているのが実情です。

医療法人では3割程度が赤字経営、公的医療機関は7割が赤字経営というのが医療業界の実情であります。

 

ポイント

4割の病院が赤字経営の状態!

医薬分業の概要

医薬分業法案自体は1956年に制定されたとても歴史のある法案です。

これは、【薬価差益】が病院の利益となり、処方すればするほど儲かるという、過剰投与を改めるために制定されました。

また、医薬分業を促すため、調剤基本料を高めに設定して、病院外の薬局に利益が回るようにしました

また、薬局の独立性を高めるため、1996年には調剤薬局を病院敷地内に出店することを禁じました。

これが門前薬局の隆盛の原因となっていることは明白ですね。大学病院などの目の前には何件も民間の調剤薬局が立ち並んでいる光景は、みなさん見たことがおありかと思います。

今では小さい内科クリニックの目の前にも薬局が出店しています。

患者さん側からしたら、病院のすぐ目の前で薬を受け取れるというのはとても楽なものですが、薬局側からしたら営業なしに客(処方箋を持った患者さん)が来るわけで、ぼろ儲けにしか感じません。

ポイント

病院の経営は総じて苦しい、薬局の経営は美味しい。

パワーバランスおかしくないですか?

敷地内調剤薬局出店禁止に関する規制緩和

厚労省は2016年10月、医療機関と薬局との同一敷地内併設を禁じた構造上の規制を緩和する事とした。

注意ポイント

病院と調剤薬局の経済的な独立が前提のため、民間薬局の介入の必要がある

東大病院に民間薬局が参入

東大病院の敷地内に2019年春、アイン薬局が出店。

東大病院は病床数1000床もあり発行する処方箋は年間35万枚にも上り、敷地内薬局になれば、その処方箋の大半が持ち込まれる予測。病院側は、入居権利金と家賃収入が得られる。

アイン薬局を出店する複合施設には、飲食店なども入り、東大教職員、学生、患者さん他関係者の利便性の向上も狙っています。

ポイント

国立病院のモデルケースができたことで、敷地内調剤薬局併設の規制緩和は問題ないことが証明された

 

敷地内調剤薬局誘致プロジェクト

病院の赤字や倒産件数が膨らんでいるとともに、地方では病院数がなくなってきている。制度改正により門前薬局で処方されても病院に処方箋以外の収入はなかったが、敷地内調剤薬局を誘致することで、下記のメリットが考えられます。

敷地内調剤薬局誘致のメリット

私がこのプロジェクトを聞いて感じたメリットはこんなところです。

メリット

定期借地で、契約期間に応じて賃貸料が得られる

薬剤の在庫が劇的に改善され、キャッシュフローが増加する

医薬品の仕入れ、在庫管理などのコストなどが大幅に節約できる

院内調剤部門のアウトソーシング化により、その部門の人件費等コストが削減できる

院内調剤部門の改築や、増築コストはすべて薬局側が負担

受診~調剤薬局までの患者さんの流れが劇的に改善。患者満足度向上に間違いなく寄与する

敷地内調剤薬局誘致のデメリット

ここまで読んで、デメリットになるようなことありますか?

病院要件

薬局側もビジネスではあるため、病院側への要件もあります。

1日外来数:100名以上(100名以下であれば処方箋判断)処方箋1日あたり70枚が分岐点

店舗面積  10〜30
※1.000名規模以上の案件は、店舗面積 50〜60坪希望

既存薬局よりも近いこと

このプロジェクトの要点

現在さまざまな薬局が単独で病院内調剤薬局を狙っており、席取り合戦が行われています。

パワーバランスの問題より、薬局優位な条件での契約が目立ち、病院経営の一助となるかは不安が残ります。

このプロジェクトは、そんな不安が消し飛びます。

大手提携薬局が50社ほど、その中で病院経営に優位な提案をした薬局とのマッチングが可能です。簡単に言えば入札制みたいなものです。

病院と薬局の1対1の交渉ではないため、病院経営主体の契約を結ぶことが可能となります。

病院経営者の皆様、それに近しい方々、その他の方々、すべての人が満足するビジネスなんてほとんどありませんが、このプロジェクトは医療に携わるすべての人が恩恵を受けることは間違いありません。

 

さらに詳細を聞きたい方は下部のコメント欄からご連絡ください。

なお、入力いただいたデータは外部に漏れることはございません。個別にメール対応させていただきます。

  • この記事を書いた人

koch

CE Worksのkochです。全国の透析患者のみなさんや医療従事者のみなさんに、誰が見ても理解できる内容に拘って情報をお届けできるよう努力しています。 また、在宅透析支援も行っています。在宅透析の導入~管理まで、支援する環境が整っておりますので、お話だけでもさせて頂ければ幸いです。

-透析

Copyright© CE Works Project , 2019 All Rights Reserved.