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BLS Provider取得のお話

更新日:

多くの医療従事者が、患者さんの心肺停止状態に出くわしたことがあると思います。
透析のサテライト施設でもそれは同様です。
患者さんの心肺停止状態を発見したとき、あなたは自信を持って行動できますか?

そもそもBLS Providerとは?

成人および小児・乳児の心肺停止に対する初期対応を身につけるためのコースで取得できます。
AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法(CPR)や窒息の解除方法もコースに含まれているため、心肺停止状態の初期対応をがっつり学べます。

BLS Providerコースは難しい?

難しいの定義がわかりませんが、取得自体は簡単だと思います。
落とすための試験ではなく、失敗したところは何度も反復させ、合格に導いてくれます。
でもめっちゃ疲れます。筋肉痛になります(笑)

受けてみて思ったこと

医療従事者だし、AEDのメーカー説明会で心マもやってるし・・・なんて思って受講しました。

その日の受講者はなんだか少なかったみたいで、受講者<インストラクターという人数逆転状態。
しかも経歴話したら、「お、MEさん」なんて消防士のインストラクターからがっつりマークされまして・・・

大体100~120回/minで胸骨圧迫を行うわけですが、30分ほどぶっ続けでやらされました。
15分ほどでアップアップで、圧迫が浅くなりテンポが速くなってしまいます。大体そうなるらしいですが(笑)

一日ぶっ通しで付きっ切り指導を受けたおかげで、ちょっと自信がつきました。

こんなこと思っちゃいけないんですが、もし目の前で心肺停止状態の人がいたら、今なら自信をもって行動できそうです。

注意事項

指輪・時計を外すこと

擦りむきます。

AHAガイドライン

AHA(American Heart Association)の心肺蘇生法ガイドライン2015のポイントを記載します。

IHCAとOHCA

病院内心停止(In Hospital Cardiac Arrest: IHCA)と病院外心停止(Out of Hospital Cardiac Arrest: OHCA)に分けて定義されています。
IHCAの場合は近くに医療従事者がいることが想定されますので、蘇生チームを作りやすいと思います。
OHCAの場合は、周りの人間をいかに動かすかが、成否のカギであると思います。周りの人間を傍観者にするのではなく、動かす指示を出す勇気を持ちましょう。

質の高いCPR(心肺蘇生法)

心肺蘇生のABCなんて昔から言われてきましたが、2010年のガイドラインよりCABへと変化しています。
また、胸骨圧迫については2015年のガイドラインから上限が設けられ、100~120回/minとなっています。

 

C. Circulation(胸骨圧迫<心臓マッサージ>)

A. Airway(気道確保)

B. Breathing(人工呼吸)

 

まとめ

大切な人が目の前で心肺停止。あなたはどうしますか?

あなたの行動が救命に繋がります。

 

  • この記事を書いた人

koch

CE Worksのkochです。全国の透析患者のみなさんや医療従事者のみなさんに、誰が見ても理解できる内容に拘って情報をお届けできるよう努力しています。 また、在宅透析支援も行っています。在宅透析の導入~管理まで、支援する環境が整っておりますので、お話だけでもさせて頂ければ幸いです。

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